T h e T h e o r y
Think of Real Theory golf school
TRTゴルフスクールでは
体への負担が少なく、より正確により遠くに飛ばせるスイングを作るために
【原理から生まれた自然打法】を基に根気強く親切丁寧に指導いたします。
教える側になぜ根気が必要なのかというと、ゴルフスイングには本能的な動きが無いといわれ
全て作って身体に馴染ませるという作業を繰り返さなければならないからです。
日常生活の中に無い動きがたくさんあり、単純でやさしそうな流れでも
作って訓練しなければ動きの中で身体が正しく反応しません。
教わることが嫌いな人は多いようですが、何年ゴルフをやってもドライバーが打てなかったり
アプローチが苦手だったり、スコア的に言えば100が切れなかったりしていたら
これらはその作っていない動きが原因であると考えられます。
老若男女を問わず美しいフォームで球を飛ばすことは正しい練習があれば可能です。
そのためには何が必要で何を作るかを解明しなければいけないのです。
上達をあきらめてしまったり、今まさにゴルフを始めようとする人は
この原理で正しく練習をしていただき自分の能力を最大限引き出しましょう。
TRTのレッスンは感覚的にあれこれ工夫するのでなく
物理的、力学的、運動生理学的な見地から
その人に合った理想的な動きを作り出してゆきます。
この理論は日刊ゲンダイで35回にわたり好評連載されましたが
ここでは編集された記事を原文に近づけた1から20までをご覧いただきます。
NO.1 まず手首を柔らかく使うことから始める
力むことなくボールがたたける
スイカ割りの要領で上からクラブを振り下ろしてマットを叩いてみてください。
手首を伸ばしてヘッドを先に下ろすのと、手首を曲げたまま下ろしてきてヘッドを
利かすのではどちらが強くたたけるかといえば、もちろん後者です。
手首を柔らかく使えば腕を大きく動かさなくても強く叩くことができます。
上からものを叩くときはだれでもそうして手首を使っているはずです。
曲げたままおろしてきた手首を、たたく瞬間に伸ばしてやることで大きな力が出ます。
手首を柔らかく使うことで筋肉に反射がおき、最大パワーが生まれます。
ところが、ゴルフをやるときになると、なぜか手首を固めて腕の力で叩こうとします。
振り下ろすときに手首を伸ばしてしまって、クラブヘッドを先に戻そうとするので
いくら腕を大きく動かして強く叩こうとしてもボールを遠くへ飛ばすことはできません。
振り上げたとき、手首は親指の方にごく自然に折れ曲がっていますので、そのまま
手首を曲げたまま下ろしてきて、リストを利かせてたたきます。
手首の使い方はそのまま腕を振る方向を横斜めの動きに変えたのがゴルフスイングです。
体の正面でクラブを顔の前に構えたら手首を自分の方に向けて折り曲げて
クラブ (シャフト)を立てそれに体のひねりを加えたのがバックスイングです。
切り返しの動作で伸ばしてしまわず、手首を曲げたまま下ろしてきて、打つ瞬間にヘッド
を利かして振ればヘッドスピードが出るのでボールは遠くへ飛んでいきます。
まずは手首を柔らかく使うことを訓練しましょう。
NO.2 左手は止まって右手がパワーを出す
インパクトで左手はアドレス形で支点になる
重いボールがいっぱい入ったかごをクラブで押してみてください。
重いものを押す場合、クラブを持つ両手はくっつけるより、かなり離した方が力は出ます。
両手を離してクラブを持ち、左手を固定しておいて右手で押すと、相当重いものでも
簡単に動かすことができます。
左手を動かさずに固定しておき右手を動かすことでテコの応用になります。
左手が支点で右手は力点になることが分かります。
この両手の役割はスイングをするときも同じです。
ただしクラブを振る場合は両手を離すよりつけて持つほうがスピードは出ます。
両手を離してクラブを持つと 押す力は出ても、クラブヘッドのスピードは出せません。
スイングをするときは力も必要ですが、よりクラブヘッドのスピードが大切です。
両手を離すよりくっつけて一体感を持たせた方がスピードが出せます。
何故グリップが今のように握られるようになったかがここで理解できたと思います。
クラブを振るときは右手と一緒に左手もふりこ運動で動かされています。
しかし、それでも ボールをとらえる瞬間は構えた位置に左手がいないと、クラブヘッドが
正しく戻る事が期待できないのです。
左手が支点になるのはスイングにおいても同じなので支点を動かそうとしては駄目です。
インパクトで左手の位置がずれたら正確にボールをとらえることもできません。
イ ンパクトで左手が目標方向に動けばフェースが開いて当たるのでボールは右に曲がります。
左手が右後ろにずれると今度は逆にフェースが閉じて当たるのでボールは左に曲がります。
ボールにアドレスしたときクラブを持った両手は体のほぼ正面に構えています。
ボールに構えたときの両手の位置を変えずに胸はボールに向けたまま
腰だけ飛球方向に開いたのがインパクトです。
左手が支点になり構えた位置でインパクトしないと正確にボールを打つことはできません。
NO.3 インパクトで手が先行するから曲がるし飛ばない
ヘッドを先行させる感覚をしっかりと持つ
「インパクトはアドレスの再現」といっても腰まで正面に向けるという意味ではありません。
腰も肩も正面に向けてアドレスとまったく同じ状態でインパクトしようとすると、手で合わ
せるような打ち方をするしかありませんので、これでは体を使えずいわゆる手打ちになる
のでボールを遠くへ飛ばすことはできないでしょう。
アドレスしたら、上半身はそのままで手の位置を変えずに、腰だけやや開いたのが正しい
インパクトのイメージとなります。
腰は多少開いてもアプローチからドライバーショットまで、左手は「支点」にならないと
正確にボールをとらえるいことができないので、アドレスと変わらない位置でインパクト
する感覚を持つことが大事です。
下半身も少し左に動いて腰がいくぶん開いた状態でインパクトするので、「インパクトは
アドレスの再現ではない」という人もいるようですが、肩と左手は構えた位置で胸もボール
に向けた状態でインパクトするのだからアドレスを再現する感覚はあった方がよいでしょう。
練習をするときは、そうした正しいインパクトをイメージしスイングの中でそれを再現す
るように心がけますが、インパクトで下半身も多少左に動くので、それと一緒に左手まで
出ると正確にボー ルをとらえることはできないので要注意です。
手が出るとヘッドの戻りが期待できないので、ボールを遠くへ飛ばすこともできません。
スライスすると「バックスイングで肩が回っていない」 「体の開きが早すぎる」などと
体のことをあれこれ注意されると思いますが、しかし、体より両手の正しい位置の確認を
するほうが早い問題解決につながります。
スライスが直らず距離も出ないという人はインパクトで左手が目標方向に出てしまうために
フェースが開いて入ってくる事が最大原因なのです。
左二の腕が胸に固定された状態で肩の動きでアドレスの位置に戻してきます。
腰が先に開き肩が正面に向いたときがインパクトですから、そこでクラブヘッドが両手元を
追い越す感覚を反復練習する事です。
NO.4 右手は手首を返すのではなく左手の外側を回してやる
両手を少し離してみて感覚をつかむ
ボールを遠くへ飛ばしてやるには手先に頼らず大きな筋肉を使わなければならないのは
確かですが、でもいくら体を使ってもインパクトで手の位置がずれたら正確にボールを
とらえることができない事を前の項でお話しました。
手を体のセンターに構えたら、その位置で左手を支点にしインパクトするとボールは
正確に遠くへ飛んでいくのを確認していただいたと思います。
左手が構えた位置より左に出てインパクトするとフェースが開いて当たるのでボールは右に
押したりスライスして大きく右に切れ、ヘッドが先になって手が遅れた状態でインパクトす
ると今度は左に引っかかったりします。
一般のアマチュアゴルファーに多いのは左手が左に出て行くためのスライスです。
上から物をたたくときのように、手首を柔らかく使ってダウンスイングで親指側に曲げた
まま下ろしてくることが大事です。
そうしてヘッドを遅らせてきて左手が構えた位置に戻ったところでインパクトし、「てこ」の
原理で左手を支点にして右手が力点にならないと、いくら体を使ってもボールを遠くへ飛ばす
ことはできないので、左手を支点にして構えた位置でボールをとらえたらその後は右手が左手
の外側を回って通過するようにします。
左手を支点にして右手をその外へ回してやると、無理なくヘッドが通過し、ダフリやトップ
というミスが激減し、スピードも出るのでボールは正確に遠くへ飛びます。
右手首を返すのではなく、構えた時の形のまま、左手の外側を通過させてやるのです。
両手を離してクラブを持って振ってみてください。
両手を離して持てば、左手が内側、右手が外側という位置関係が分かりやすく、
右手が左手の外側を回るように通過しクラブが振りぬけるのもよく分かります。
両手をつけてクラブを持った場合もそれは同じです。
左手を支点にし左手の外側を右手が回っていけばヘッドが自然に戻るので、リストターンの
動きを入れなくても、スライスもしなくなりボールはよく飛ぶことが確認できます。
NO.5 グリップはやさしく握る
手首が硬くならずにヘッドを走らせることができる
クラブを振ってボールを飛ばすのは6:4で力ではなくスピードです。
重いものを押したり持ち上げたりするときのように力を入れてクラブを振ろうとすると
スピードは出ないのでボールを遠くへ飛ばすことはできません。
重いものを押したり持ち上げたりするときは手にも力が入ります。
しかしスイングすをるとき手に力を入れてクラブを強く握るとヘッドスピードは逆に
出ないのでボールは遠くに飛ばなくなります。
グリップが緩まない程度に柔らかく握りましょう。
強く握るとスイングしたときに逆に緩むことがありますので柔らかく握り遠心力でクラブ
が引っ張られる感じを出してゆきます。
右も左も柔らかく握ることで手首も柔らかく使え るのでヘッドが利きスピードが出せます。
左手は親指と人さし指のV字が右肩を指すようにかぶせ気味に握るのですが右手は開いたり
閉じたりしないで、手のひらを目標方向に直角(スクエア)に向けて握ります。
左手をややかぶせぎみにしV字を右肩に向け、右手のひらを目標に向けて握ったのが
一般的なストロンググリップです。
左手をかぶせて握り、それに合わせて、右手を開いて手のひらを上に向けたのは、
ストロングではなくフックグリップなのです。
ストロングとフックの両グリップが同じように思っている人が多いようですがこの説明で
本当は違うのがご理解いただけるでしょう。
左手をかぶせて右手を開いたのはフックグリップですから、これでは右手が使えません。
これで右手を返してしまうとひどい引っ掛けボールが出たりします。
今度は右手のひらを上に向けたまま振るとフェースが開いて当たるのでパワーが出ません。
結果は押し出したりスライスしたりします。
左手をややかぶせて右手のひらを目標に向けたストロンググリップが積極的にクラブ
ヘッドを加速できるのでお勧めの握り方といえます。
NO.6 ウッドもアイアンもボール位置は
左足かかと内側線上
アドレスの形から少し腰を開いたのがインパクトの形
ボールの位置はドライバーもアイアンもすべて「左足かかと内側線上」が基本です。
「ドライバーは左足かかとの前アイアンになったらスタンスの内側」と以前は言われ
ましたがこれはフェースをシャット気味に使って、いわゆるダウンブローにボールを
とらえるためでした。
しかし今は低重心のアイアンが普及したおかげで打ち込まなくてもよいのでボールの
位置を変える必要はなく、クラブが短くなっても左かかとの内側でよいのです。
クラブが短くなるとスタンス幅は狭くなります。
右足を左足に寄せてスタンスを狭くすることで頭の位置も左足の方に寄っていくので
ボールを左かかとの前に置いてもかなり内側に感じられます。
ミスショットの多くは球を真ん中にセットしてしまうことでおこっています。
これは、ダウンスイングの時に必要な踏込みの動作をすると球の位置がかなり右足寄り
になってしまいタイミングが合わなくなるからです。
アイアンも左足かかとの前にボールを置いた方が、中央にセットするより上体の揺れを
防ぐ踏込みがしやすくなります。
この動作はスムーズなボディーターンを生み体の正面で打つという基本動作に繋がります。
左足かかとの前にボールを置いて、体のセンター(背骨)はスタンスの真ん中に構えます。
もちろん頭もボールの後ろです。
アドレスでは体の中心より球が左にあっても、ウエートを左に移動しながら腰を先に
開くことで背骨の正面でボールをとらえることができるのです。
左足かかとの前に置いたボールを体の正面でとらえようとして上体を左に動かすと
スイングのセンター(背骨)も左に動くのでいろんなミスが出ます。
ボールを左足かかとの前に置いて構えたらその位置で腰を少し開いたのがインパクトです。
打った後、後ろに下がるようにして体重が右に残るのは上体から打ちにいくためです。
左二の腕を胸に固定したまま上体より先に腰を開くようにダウンスイングを始め体重を左に
移動すると、振り子運動の中心になる首の付け根の位置が揺れなくなり軸が安定するのです。
NO.7 バックスイングでは
捻ろうとして力が入るのが一番よくない
身体を回してから腕を上げていけば力まない
バックスイングは回転ではなく捻転だとよくいわれます。
肩と一緒に腰まで大きく回してはだめで、下半身の動きは最小限にし、できるだけ
上半身を大きくひねることが飛ばすためには大事だといわれているようです。
下をあまり動かさずに上だけ、ぜんまいを巻き上げるようにギューッと強くねじると
振りほどくときにヘッドスピードが加速するというのですが、鋼の身体ならぜんまい
理論は理解できますが、人の成分のほとんどは水分なのです。
バックスイングで体をねじろうとして力を入れたらダウンスイングでは逆に緩みやすく
インパクトで加速することはできなくなるでしょう。
飛ばすために本当に必要なのは、トップからダウンスイングに切り替わるときに起こる
時間差を利用した筋肉の反射です。
筋肉の反射というのは、筋肉に瞬間的に負荷をかけることによって起こります。
バックスイングして手がまだ上がり切らないうちに下半身をキュッと先に左に動かす
ことによって上下の時間差が生じた時そこに瞬間的な負荷がかかります。
リストの部分が親指側に折れ曲がりクラブヘッドが遅れて下りてくるのでここで筋肉に
反射が起こり約4倍のパワーが引き出される事が運動生理学の実験で確認されています。
下半身を左に動かした瞬間、手首が反射的に折れてクラブヘッドは逆方向に動きます。
バックスイングで力が入ったらダウンスイングで下半身から切り返せないので
トップから打ちにいって手首が伸びてしまいます。
回転とか捻転を問題にするよりも肩や腕に力を入れずに、身体の回転主体で
いかにリラックスしてスムーズにバックスイングするかです。
どこに上げようか、トップの位置はどこ?などと形にとらわれるとで迷いが生じ
スムーズに動けず無駄な力が入ります。
大切な事は手で上げようとせずに、体の回転で腕を上げてゆく流れを作る事です。
両方の二の腕を胸に乗せロックしたまま体を横に回せばオンザプレーンの動きが
できてきますので、バックスイングでもヘッドの重さが感じられます。
そうして両肩が回り切ったところでクラブを立てて、右肩の方に上げていきます。
これにより上下の時間差を作る下半身リードの切り返しの準備完了となります。
NO.8 インパクトで左肘が引けるのは
右肩が落ちるのが最大原因
右肩が落ちなければ両腕を伸々と振り切ることができる
スライスがなかなか直らないでいる人は「インパクトで左肘が引けている」
とよくいわれると思いますが、それは、左肘が引ければクラブが外からきて
カット打ちになりやすいので間違いないでしょう。
では左肘だけ伸ばす事が簡単にできないのは何故でしょう?
それは左肘が 引けるのは結果だからです。
結果だけよくしようと思ってもだめで大事なのは原因を見つけることです。
左肘が引けるのは体の回転が止まり腕力で振ろうとすることが原因です。
左肘が引ける人は上体を突っ込むようにして右肩が落ちているのも特徴です。
左肘を引いてしまったときそうしないとボールに届かないからです。
正しいインパクトのイメージは、上体がアドレス形で腰が目標方向に開いた形です。
左への踏み込みをして体重を左足に乗せ、腰をやや開いた状態でインパクトすると
クラブはインサイドからボールに向かいますので、これなら両腕は自然に伸びて
構えた位置でボールをとらえることができます。
手を先に下ろそうとしないで下半身から戻すことで、意識しなくても左手首は
自然に親指側に折れ曲がり、ヘッドは遅れてきますので、切り返し直後は右肘も
曲がったままで引き降ろされてきます。
下半身からダウンスイングに入ると自然にそうなるので、右肘を体につけようなどと
思わずに、アドレス再現のイメージで右肘を積極的に伸ばしてやるのです。
上げた軌道をたどるイメージを持ちつつ右腕を伸ばしてやると上体も出ていかないので
右肩の高さも保っておくことができます。
ダウンスイングで右肩を突っ込むようにして打っている人は、下半身を先に戻したら
右肩の高さを保って右腕を伸ばしてやることで、左肘が引けずに、伸び伸びと振り
抜いていくことができます。
右腕一本だけで実際にボールを打ってみると、右肩を落とさずに右腕を伸ばすよう
にして振り抜く感覚が練習できます。
NO.9 下半身先行スイングがパワーを生む
リキんで上体からいくから飛距離が出なくなる
飛距離を伸ばすには上半身と下半身との「時間差」が不可欠です。
たとえば、ボールを遠くへ投げるときはだれでも足から動き出し腰を先に戻して
肩を遅らせておいて、それから腕を振りますが、下半身を先に動かさずに腕だけ
いくら速く振ろうとしても遠くへ投げることはできません。
ピッチャーの投球モーションを見れば、足から動き出して上体が遅れてきているのが
よく分かりますが、この上と下との時間差によって腕が加速し、スピードボールを投
げることができるのですが、これはゴルフスイングでボールを飛ばすときも同じです。
ボールを遠くへ投げるときは、誰でも自然に腰が先になって肩が遅れてきているはず
なのに、クラブを持つと上体を早く戻そうとするから飛ばないのです。
バックスイングしたときにトップで肩が90度としたら腰はその半分ぐらいしか入って
いないのがバランスのよい回転です。
バックスイングで右ひざを固めたり横に動かしたりしないで、その場で伸ばすように
すると上下動せずに構えた位置で回転ができます。
ゴルフは両足を地面につけておいて体をひねるのだから、左足のかかとを上げても
腰より肩の方が大きくねじれます。
上にいくほど大きく回るように人間の体はできているので、腰はあまり回さずに肩だけ
入れようとする意識は必要ありません。
そうして、せっかくトップスイングで時間差ができていても、ダウンスイングで上体を
先に戻したら、インパクトでクラブヘッドを加速することはできません。
上体だけでボールを投げるのと同じで、力が入るだけでスピードは出ないのです。
ダウンスイングに入るとき、上体はトップの位置に置いておき、下半身だけ戻すように
すると上下の時間差はさらに大きくなります。
手首が親指側に折れ曲がりリストがコックされたままヘッドが遅れてくるのも
上体と下半身との時間差があるからです。
NO.10 左わきを締めてやることが大切
右ひじは楽に伸ばしておく
スイングをするとき、体の中で唯一ロック(固定)してよいのは左脇です。
左の上腕(ひじから上)を胸に乗せるようにして左脇をつけて構えたら、バックスイング
でもダウンスイングでも、緩まないようにスイングすることが大事です。
左肘を軽く内側に入れ胸に乗せると左脇は自然に締まります。
それに対し右わき(ひじ)はできるだけ楽に構えます。
右わきを締めすぎると逆に左わきはあきやすくなります。
大切なのは、左腕と身体との一体感を保つことで、右ひじは突っ張らずに楽に
伸ばし身体の内側に収めておきます。
右わきを締めたら右腕を振れないのでボールを遠くへ飛ばすことはできません。
左わきを締めたまま、バックスイングは体の回転で腕を上げるのですが、手がインサイド
に入り過ぎないように途中からシャフトを立てるようにしてプレーンを保つことが大切です。
手をインサイドに引きすぎて、ダウンスイングを体でリードしようとすると、右肩が
極端に落ちてしまいます。
そうすると左わきもあいて、下からあおるような打ち方になるので、フェースが開いて
きて右に押し出したり、手を返すと今度は逆に左に引っかかったりします。
左わきを締めたまま体と腕を一緒に横に回したら途中から手を上に持っていくのです。
そうして、左わきを締めたまま、左肩を起こさずに、右ひじの伸びでクラブを上から下に
向かって振り下ろしてやるのです。
左わきをあけないようにロックしたままクラブを上から下ろしてきたら、右わきは締めよう
としないで、伸び伸びと振ってやることによって飛距離を伸ばすことができるのです。
NO.11 正しいインパクトの形をイメージして振ること
左脇からクラブヘッドまで一枚の平面にする
振り切った途中にインパクトがあるとよくいわれます。
ボールをたたこうとせずに、最後まで振ってしまった方がヘッドスピードは加速して
距離が出るといわれているわけですが、それでもスイングする中で正しいインパクト
を無視して、ただ振り回したらボールはどこへ飛んでいくか分かりません。
何度となく触れてきた事ですが、インパクトのイメージは、左わきをつけて、体のセン
ターに手の位置があり、胸が正面に向いたまま腰を少し開いたものです。
体重が左足に乗り、左わきからクラブヘッドまでが一枚の平面になります。
インパクトで手が目標方向に出たり逆にヘッドが先に戻ったりすると左腕とシャフトは
平面にならず、フェースもスクエア(直角)にならないのでボールは曲がります。
首の付け根を円運動の中心にして体をターンし、右肩から左肩までクラブを振り切って
その途中でボールをとらえるわけですが、左脇からクラブヘッドまでが平面になるような
インパクトを意識してスイングしてみてください。
練習場へ行くと打席を仕切っているついたてのようなネットがありますが、そのネットを
壁に見立て、左腕とシャフトが同時にそれに当るようにもどすのです。
練習の順番としては、アドレスしたら手の位置を変えずに、その場で少し腰を開いて正しい
インパクトのイメージを身体に記憶させます。
左わきからクラブヘッドまでが真っすぐになり、シャフト全体がネットについたのが正しい
インパクトだと思えばよいのです。
実際にスイングするときも、左わきからクラブヘッドまでが一平面になることをイメージし
それをインパクトで再現するつもりでスイングするわけです。
ボールに当てにいかず、合せるようなこともせずに、きちんとヘッドを通過させます。
左手の位置を左右にずらし構えた位置でインパクトしなかったら振り切ることはできません。
NO.12 グリップエンドを常にへそに向ける感覚でやる
手を目標に出すようなスイングは曲がるし飛ばない
グリップエンドをへそにつけて構えたらそのまま左右に体を回してみてください。
当たり前ですが、グリップエンドをへそにつけたまま体を右に向ければクラブも当然右に
移動し、逆にへそを左に向ければ、今度はクラブも一緒に左に回り中に入ってきます。
グリップエンドをへそに向けたまま、右、左と体の向きを変えるだけですが、手は何もし
ないで右(目標の反対方向)に体の向きを変えたのがバックスイングで、左(目標方向)を
向いたのがフォロースルーとなります。
バックスイングでもフォロースルーでも、左右の腰高さまでは手はまったく何にもしないで
グリップエンドをへそにつけたまま、右、左と体の向きを変えているだけです。
グリップエンドを体から離して手を肩に向かって上げてやるのは腰の高さを過ぎてからです。
腰のあたりまでは体と一緒に腕も横に回し、それからクラブ(シャフト)を立てるようにして
手を上げてやるのです。
ゴルフスイングはヨコとタテの動きが組み合わさった動作です。
腰のあたりまではグリップエンドをへそにつけたまま体を回しそれから手を上げてやります。
首の付け根を中心にして、右(バックスイング)と、左(フォロースルー)の動きが左右対称
になるようにゆっくり反復練習します。
フォロースルーでもグリップエンドを体センターに向けておいて回るのですが、アベレージ
ゴルファーの多くは手を目標に真っすぐ出してやろうとしています。
手を出すことでボールも目標方向に飛んでいくと思っているわけですが、それでは距離も出ず
ボールは右にも左にも曲がりますので、グリップエンドを体のセンターに向けたまま体の回転
に沿って振ってやることで飛んで曲がらない事を体感しましょう。
NO.13 テークバックでは
左手親指側にコックしてゆく
甲側に手首が折れるのが自然な形
棒を持って上から何かをたたくときは、親指の付け根の方に手首を曲げながら上げます。
ひじだけでなく手首も曲げておいて曲げたまま下ろしてきて、たたく瞬間に伸ばしてやると
強くたたくことができます。
この手首の使い方はクラブを持ってスイングをするときも同様です。
ゴルフスイングの場合、左手親指をシャフトの上にのせてグリップするので、左手の親指を
立てるようにして手首を折り曲げながらバックスイングします。
左手の親指をシャフトの上に重ねてグリップすると親指と人さし指によってV字ができます。
V字の付け根が右肩の方を指すように、左手をややかぶせ気味にグリップし、左手の甲側に
折るように曲げてゆくと、親指の付け根にしわができるように上ります。
少し前のレッスンでは、左手首が甲側に折れるとフェースが開い、ミスショットの原因となり
良くないので、手首を折らずに真っすぐになるようにあげろといわれていました。
しかし、これは切り返しの自然なヘッドの遅れを妨げる原因となり、レイトヒティングの
ための重要な部分の表現が出せない形となりお勧めできません。
左手の甲を下の方に向けて左手首を盛り上げるようにしてバックスイングしている人をよく
見かけますが、これでは手首に力が入るので、ボールを遠くへ飛ばすことはできません。
棒を持って上から何かをたたくときは、左手の甲を下に向けるようにして上げる人はいません。
そんなことをしたら手首を傷めるばかりでなく、大きな力が出せませんので、誰もが親指の
付け根の方に曲げる方法を選択するはずです。
ゴルフの場合も同じで左手の甲を下に向けるようにしてバックスイングしたら、ダウンスイング
で手首が伸びたままなのでインパクトでクラブヘッドを加速できません。
左手をややかぶせぎみに持って、左手の親指の付け根にしわができるように曲げると手首が
柔らかく使えるので、力のない人や女性でも200ヤードくらいは飛ばすことが可能です。
NO.14 インパクト付近の手首の使い方を覚える練習法
インパクトの形を作ってからヘッドだけを動かしてやる
インパクト前後のリストワークを覚えるための練習法を紹介しましょう。
ボールに構えたら上体はそのままにしておき、左に体重を移し、腰を少し開いてやり
インパクトのイメージをつくります。
その下半身の形を保ち、尚且つ左手の位置を変えないようにして、右手でクラブを動かす
ようにしながら右肘と両手首を曲げて(リストをコックして)テークバックします。
左手の甲を正面に向けて、左手親指の付け根側にしわができるように手首を折り曲げて
テークバックすると手の位置をあまり大きく動かさなくてもシャフトが立って上がります。
そうして、右腰のあたりまで上げたら、次に下半身は動かさずに、曲げた肘手首を伸ばして
やりクラブを下ろしてきてアドレスの位置に戻ったところがインパクトです。
構えた位置より左手が左(目標方向)に出たり逆にクラブヘッドが先に戻ったりしないように
左二の腕を胸に固定たまま構えた形に戻るようにします。
前にも言ったように左手はテコの支点のような動きをするので、インパクトで位置が左右に
ずれると正確にボールをとらえることはできません。
左手がアドレスの位置に戻ったところでインパクトしたら左手の外側に右手を回してやります。
インパクトの後は右手が左手を追い越すようにしてクラブを振り出していくのです。
左手を目標方向に真っすぐ出してやると左わきがあいてしまい、フェースが開いて当たったり
右肩が下がってダフったりします。
右肘を伸ばすようにして左手が構えた位置に戻ったらヘッドの重みで振り抜いていきます。
この時に、左手を支点にしてインパクトした後クラブを振り抜くのは右手です。
インパクトの後、手首が返っているように見えますが、実際には左手の外側に右手を回して
やっているだけです。
この練習は、最初はショートアイアンでやり始め、だんだん振り幅を大きくしてゆきます。
インパクト前後の両手の使い方はアプローチからドライバーまで全部同じです。
いくら体を使っても手を正しく使えなかったらボールを遠くへ飛ばすことはできません。
NO.15 左手はフックでも右手はスクエア
ダウンスイングで右ひじを無理に身体につけようとすると右肩が落ちてしまう
ややかぶせ気味の左手に対し右手のひらは目標に真っすぐ向けてグリップするのが本来の
ストロンググリップですが、左手をかぶせて握りそれに合わせて右手を開いて手のひらを
上に向けるのはフックグリップなので、右手を使うと左に曲がるショットが多くなります。
左手をかぶせても右手のひらを目標に直角に向けてグリップすれば、右手を使っても極端な
フックの心配が少ないのでストロングを推奨しています。
ダウンスイングをリードするのはボディーターンであっても、クラブのヘッドを加速して
ボールを遠くへ飛ばすのは右手の仕事です。
左わきをつけたまま体の回転で振り下ろしてきて、途中から右手を離し左手だけで振り抜くと
ボールは真っすぐ飛びますが飛距離はあまりでませんので、ここで右手の役割が見えてきます。
ただし右手を開いた握りではインパクトでフェースをスクエアに戻すのは難しくなります。
右手を開いてグリップし、その状態で右手を使うとフェースが返るので、ボールは左に曲がり
右手を使わずに開いたままで当たれば、今度はフェースも開いて当たるので右に押し出したり
スライスしたりしてしまいます。
右手を目標に向けてグリップすれば、右手を積極的に使うことが可能になります。
アドレス再現をイメージして右手でインパクトすれば、フェースもねじれる事無く直角に当
たるのでボールは真っすぐ飛んでいきます。
両手のひらを向き合わせて構えたら、左手は動かさずに右手だけを上げ下ろしして左手のひらを
たたいてみてください。
このように、右手のひらを左手のひらに直角に向けて上げ下ろしすればフェースも直角に当たる
のでボールが真っすぐ飛び出すイメージが作れます。
ダウンスイングで右ひじを無理に体につけようとすると右肩が落ち手元も目標方向にずれるので
右肘は引き付けず上げた流れで伸ばしてやることが大切なイメージになります。
NO.16 右肩の高さを保ったダウンスイングの練習法
練習マットはヘッドを強く押し付けたインパクトでもソールが滑るのでダフリに気付かない
マットの一番後ろ端にボールを置いて、アイアンで打ってみてください。
ただしフルスイングをして、ちょっとでもダフるとマットの角をたたいてしまい手首を痛める
ことがありますから、最初はショートアプローチ程度の小さな動きから始めてください。
前かがみにならないように体を起こして構えたら、右肩の高さを変えずに腕を振り下ろしてやる
ことを覚えるための練習です。
何度も言いますが、インパクトで左手の位置が左右にずれると正確にボールがとらえられません。
この状態では、ボールの手前のマットの角にクラブヘッドが当たってしまいます。
体はできるだけ静かにしておき、右肩を下げずに右ひじの曲げ伸ばして振り子運動するだけです。
小さな動きから始め、だんだんスイングを大きくしていってみてください。
振りを大きくしたときに、まだ手前のマットの角をたたくようであればまた振り幅を小さくし
ボールを直接ヒットできるようにします。
振りを少しずつ大きくしていくという練習を繰り返しやってみてください。
やがてはあらゆるクラブででフルスイングしても、気にならずに振れるようになります。
マットの上で打つと手前にクラブヘッドを強く押し付けてしまってもそこそこボールは飛んで
しまうので、ダフっていることにあまり気がつかないでいる場合があります。
マットの一番後ろにボールを置いて打てばすぐに分かります。
強く押し付けず、やさしく掃くようにしてソールのすべりを利用するのが正確なインパクトに
なるので、右肩の高さを保つ練習をするとよいでしょう。
「アイアンはダウンブロー」という古い考え方をしている人が、まだまだ多く居るようです。
これにより、打ち込まなければ飛ばないと思い込んでしまっているようですが、クラブの進化と
ともに、スイングは変化しインパクトのイメージも改善されているのです。
振り子の流れの中で、円の接線上をクラブが滑ってゆく途中にインパクトがあるのです。
それを正確に表現するには、右肩の高さを保ち、右腕を鞭のように使う練習が必要となります。
NO.17 右手のパワーを生かして飛距離を伸ばす
思い切り右肘が伸ばせる肩の位置を覚える
「左手はハンドル、右手はアクセル」と昔からいわれているように、左手でカジ(方向)
を取り飛ばすのは右手の仕事です。
トップから打にいかないように、左わきを締めたまま左半身でダウンスイングをリード
することが、必要なダウンスイングの始動となります。
しかし、クラブヘッドを加速してボールを遠くへ飛ばすのは主に右手の仕事です。
右手でクラブを逆さに持って振ってみてください。
右肩から左肩に向かって右手で振り抜くと、ビュッとシャフトで空を切る音が出るはずです。
左手より右手で振ったときの方が高い音がでます。
バックスイングで曲がった右ひじは、上げた流れを辿るように戻しますが、その時に積極的に
伸ばすようにしないと手元がずれてしまいます。
振り終わったときははまた曲がって、首に巻き付くような形にしてやります。
カットしてスライスするのも、フェースの上端に当たってテンプラボールが出るのも、
あるいはボールの手前をダフるのも、右肩が落ちたり前に出ることでおこるのです。
右肩が出ればクラブが外から来てアウトインの軌道になり、上体が突っ込めば軸が動いて
ヘッドがボールの下に入るのは結果です。
ではどうして右肩が出たり落ちたりするのか、原因を考えてみると、右腕の使い方(振り方)
に問題ががあるのです。
右手でクラブを逆さに持って振ったときのように、右腕が伸び伸びと振れれば右肩が
突っ込んだり落ちたりしません。
両手でクラブを持ってスイングするときも、体を正面に向けておき、そのまま腕を振って
やれば、右腕(ひじ)は自然に伸びていきます。
そのあと、両手を首に巻き付けるようにして振り抜いて、それに体の回転を加えてやる事で
理想的なフィニッシュができあがります。
ダウンスイングでは、右肘がアドレス再現のイメージで伸ばせれば右肩が落ちたり出たりも
せず無理なくパワーも引き出す事ができるのです。
NO.18 喉仏はスタンスの中央にセットする
スイング中は左右に動いてよい
喉仏から垂らしたクラブがスタンスの真ん中を指すように構えてください。
そうすると背骨は右にも左にも傾かず真っすぐになります。
左足かかとの前に置いたボールを真上から覗き込むようにして喉仏を左足の方に構えると
背骨が左に傾くので右肩が前に出て左肩が開きます。
それで頭を動かさずにバックスイングすると、肩が全く回らず手でクラブを持ち上げてしまい、
かといってボールを横から見ようとして背骨を右に傾けるとバックスイングで上体が横(右)に
動くので体をひねることができません。
喉仏をスタンスの真ん中に構えると背骨がゆがまず姿勢の良いアドレスができます。
そうしてバックスイングするときは、喉仏の位置を右足の内側の線上まで移動させるのが
ポイントとなりますが、トップスイングで左肩から垂らしたクラブがスタンスの真ん中より
やや左足寄りをさしていれば肩は充分に入っていることになります。
真ん中に構えた喉仏の位置を、全く動かさずにバックスイングすると肩が入らないので、
右足のほうに少しずらしてやるのがコツです。
そうすると顔も一緒に多少ボールから離れるのでスイングのセンター(軸)が動くような気が
しますけれど、スイング軸は顔でなく首の付け根なので問題ありません。
喉仏の位置を右足寄りに動かしても首の付け根は動かないのでまったく問題ありません。
これはインパクト以降においても同じです。
構えた位置でインパクトし、体がターンすれば喉仏の位置はボールの位置まで移ってゆきます。
喉仏の位置を変えずに体を回す事はできませんから体がとまったり体重が右残りしたりします。
大事なのは首の付け根の位置です。
首の付け根がどうなっているか背中のほうからチェックしてもらうことをお勧めします。
NO.19 両膝を内に締め付けてはいけない
やや緩めて構えることで体が回りやすくなる
下半身を安定させようとして両膝を内側に締めている人をよく見かけます。
構えたとき両ひざを内側に向けてしぼり込むようにすると下半身は確かに安定します。
けれど、ゴルフで大切なことは、リズミカルにバランスよく動くことなのです。
両ひざを締め付けて、下半身を固定してしまったら、本来あるべき必要な動きが邪魔され
スムーズに体を回すことができなくなります。
バックスイングで腰が横(右)に動いて(スエーして)肩が回らない人は下半身を固めて
しまい、あえて動けなくしているからです。
初めからひざを締めておくと体が回らないので無理に回そうとして上体が揺れてしまいます。
トップスイングでクラブヘッドが垂れ下がってオーバースイングになるのもそのためです。
ごく自然にスタンスしたら、両ひざにゆとりを持たせて構えてください。
ひざには多少緩みを持たせておくぐらいの方がよいのです。
楽に立ち右股関節に体重が移動するように腹筋と背筋を使い、へそが右ひざの上に乗るよ
うに水平回転することで軸の揺れが少なく、楽に体が動きます。
アドレスでひざを締めておくのは逆効果で、むしろやや緩めておく方が体はよく回ります。
体を回すにはフットワークが必要なのです。。
左のひざと腰をボールに向けて前に出しへそを右足の方に向けて体重を右足に乗せていくと
体はやや右に動くような感じがするはずです。
それを嫌ってへそをまえにむけたまま構えた位置であげようとすると体重が逆に左足に乗り
スイングの軸も左に動いてしまいます。
ボールを遠くへ投げてやるときは必ず後ろに下がるようにしてバックスイングします。
スイングするときも同じように少し後ろに下がるようにバックスイングすることで体はよく
回りその反動を利用して左に乗っていけばボールは遠くへ飛んでいきます。
NO.20 アドレスではつま先よりに体重をおき発進体勢をとる
右かかとに体重を移しバック 左かかとに体重を乗せダウン
下半身を固めておいて手でたたくより足を積極的に使って振るほうがヘッドスピードは
加速しボールを遠くへ飛ばすことができます。
下半身を固定して動かしたくなかったら体重はかかと寄りでもよいのですがスムーズに
動くためには体重はつま先寄りにかけておくべきです。
ただしつま先寄りに体重をかけて構えてもバックスイングでは右足のつま先ではなく
かかとの方に乗せていくことが大事です。
右のつま先の方に体重を乗せてやると右腰が突っ張るので体をうまく回すことはできません。
バックスイングで、右足のかかとの方に体重を乗せて、左足のつま先で体を支えてバランス
をとると、左ひざと左腰がボールのやや後ろ側に向かって前に出てしまい、右腰が多少後ろに
引けるようなかたちになりますが、そうすると右腰が伸びずに腰が平らに回るので左肩もよく
入ってくるようになるのですが、右足のつま先寄りに体重を乗せようとすると右腰が伸びて腰が
横右に動くので肩は入ってきません。
バックスイングで右足かかとに乗せてやることで腰のスエー(横移動)もなくなります。
振り抜いていくときは、今度は左足のかかとの方に体重を乗せてやることで、構えた位置で腰が
平らに回るので体もうまくターンして振り切れ、ボールは遠くへ飛んでいきます。
左足に体重を乗せようと思っても、左のつま先寄りでは、クラブヘッドの遠心力で前のめりに
なるのでバランスを崩しますので、ヘッドスピードも上がらず飛距離が出なくなります。。
左足かかとに乗っていくと左腰は目標方向に出ていかずに平らに回ります。
左足のかかとに体重を乗せてやると左腰が引けるような感じがするかもしれません。
けれどもこの方が体の回転でよく振り切れるので飛距離も伸びます。
左足首の外側へのねじれを意識しながら、左足かかとの上で体を平らにターンしていくのです。